難しく考えるから
難しいのだ

大雑把に考えれば
簡単に解決出来るはず

それだけなのに
それが出来ない

それさえ出来れば
生き易いんだろう

そうも行かない
もどかしさを

背負いながら
生きる
この世は

生き辛い
キミの幼稚さを
許容しきれて
いたと
錯覚していた

自分の

幼さを
悔やんでも

悔やみ切れない

今更
解ったとしても

遅すぎるのだ
 
もう少し
大人であれば

最悪の道ではなく

最善の道を
選べた筈だ

しかし

私にとっての
最善は

キミにとっての
最悪に
なっていたかも
しれない

それは
解らない

解らない

解らない
 
キミの嫌いな
この季節

一人の
寒さ


耐える事も
必要が
無くなった

のだから

キミが嫌いな
クリスマスを
待ち遠しい
と思う

その気持ちも
理解出来る

ようになった
んでしょう

きっと
 
細く
長い

銀色の

切れそうで
切れない

蜘蛛の糸は

何を
捕まえるつもりで

そこに
存在しているのか

夢か
幻か
得体の知れない

化け物なのか

今はまだ

解ろうと
したくはない
 
キミを遠くから
観察できる
唯一の方法で

キミが見えなくなってから

久しぶりに訪ねてみれば

 えそらごとの様に忘れてしまった
 んだろう

 どこまでも

このままだと思っていた

あれは
最後の言葉ですか?

あそこへは
私しか来ない事を
一番解ってるのは

キミ
だろうし

有難く
頂戴致します
 
楽しいのです

でも

悲しいのです

そしてキミは
疲弊する
 
一度でも
心が通じた

同士は

合わなくても
連絡を取らなくても

何か感じる物らしい

最近キミの
事を
思うのは

その所為

とりあえず
祝いの言葉を

良かった
本当に

本当に
良かった

のだろうか
 
私の中の
蟲が
ざわつく
 
キミの
記憶の中の
私は

あの時のままで

私の中の
キミもまた

あの時のまま

古くならない
美しい
思い出に

勝てる物が
あるのだろうか


幸せですか?
 
年に一度だけでも
逢えれば

それだけでも
幾らかは
幸せなのかもしれない

短冊に
願い事を書くならば

キミは
何と認めるのだろう

境遇への嘆きか
希望か

安らぎか

それとも……

今年の旧暦七月七日は
八月二十二日
 
生きているのか
死んでいるのか

解らないが

死んだという
話は

聞いていないから
生きているのだろう

死にたいと

いつも言っていた

そういう奴に限って
長生きするものだ

とは言え

少しは気になる

生きているか?

私はそれなりに生きています。
 
キミと
私の
接点は

趣味で

ちょっと違うけれども
本質的には同じような

接点を持とうとして
持ちたくなくて

結局は

止めた
心残り

まぁ
良いか
 
思い出して
どうする

気が付くと

街の中で
キミの面影を
探している

居るはずは無い

居ても困る

思い出して
どうなる

私の周りには
キミの
亡霊が

多すぎる

単調な毎日
毎年する事は同じ

少し
疲れてきた
 
動かなくなった
おもちゃの

ゼンマイを
ゆっくりと

巻く気に
なった
キミ

だからと言って
手放しで喜べない

ねじを巻いている
その手が
いつかは止まって
しまうのが
怖いから

もっと恐ろしいのは
その手を
離してしまう事

とたんに
ゼンマイは
勢い良く
戻り始める

欲望から成る
そのおもちゃは
私にむかって

湿った
嫌な音

這いずってくる
 
本当の優しさが
私には備わっていない

未練がましいのは
自分の方だったようだ

そんな
自分の弱さと
死ぬまで
付き合って行く事を
考えると

憂鬱としか
言いようが無い
 
喜びが
執着に変わり

執着が
依存を生む

依存が
嫌悪を招けば

嫌悪が
哀れみと混じる

哀れみから
放置を選び

放置が
悲しみを誘う

悲しみは
深く深く

キミの心を
蝕んで行き

無機質な日常に
沈み込んでいく
空しさを

改めて実感する

その返事には

キミの心を
滅茶苦茶に切り裂く
鋭く
冷静で
現実的な一言が

一番良いと
解っていても

その言葉を
キミに
送る事が

私は怖い
 
もう
思い出せなく
なってきている

気にはなる

気にしている
影からこっそり

キミが
生きている事を
確認する

要はストーカー

接触するするつもりは無いが
やる事が無い

それだけ

薄っぺらい私と
忘れられない過去が
増えていくキミ

お似合いと言えば
それまで
 

心の内側

2004年5月8日
今日は詩を御休み。
本末転倒

主が従で
従が主

裏が表で
表が裏

それで
まともに
動くはずが

無いだろう

楽しければ
良いか

楽しいんだし

キミが

 
私の側から
見た
キミは

卑屈で
甘えん坊
幼くて

誰かが支えてあげなくちゃ

迷子になって
帰れないと
泣いている
子供のよう

世間の側から
見たキミは

頑張りやさんの
浪費家
休みが無くなっても
文句を言わない
優等生

一つの側だけを見ては
いけない

二つの側だけを見て
安心しては
いけない

色んな方向から
観察して
そこに何があるのか
見極めなくては
いけない

キミは何処から見ても
後ろ向きな
人間
 
いくら頑張っても
あの人との距離は
縮まるはずは無いが

届きたいと思う

届きたいと
願ってから
何年経ったのか

少しは近づけたのか

このままでは
一生辿り着けない

急がなくては

早く
速く

何とかしないと
 

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